きちんとまじめに相談に乗ってくれる石材店を選びましょう。 お墓を作るということは、ある意味一世一代の大仕事です。
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@あなたの家の伝統やしきたり |
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A宗派による墓石の形や字の彫り方 |
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Bお寺の考え方・やり方、霊園での取り決め等 |
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C自分のために建てる場合のデザインや色へのこだわり |
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等々・・・ |
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ちょっと考えただけでも誰かに相談しなければ解決できないことばかりです。そんな時、きちんと親身になって相談に乗ってくれて、取り入れられるものは取り入れてくれ、忠告やアドバイスも忘れないような石材店があなたにとって最良の石材店なのではないでしょうか。
その場合、必ずその石材店の代表者(社長または親方)と話をしましょう。
最近、墓石の安売りの広告や折込みチラシをよく目にするようになりました。「1本限り早いもの勝ち!墓石3点セット5万円」「処分大特価!!」等々。
「えっ?お墓ってそんないいかげんでいいの?」って思いますよね。果たして「処分品」で先祖の供養になるのでしょうか?
これではお墓に手を合わせる家族の気持ちが何もわかっていませんね。当たり前のことですが、お墓がどんな商品なのかわかっているお店は、このようなことは言わないはずです。
値段が安いことだけを宣伝するお店は、昨今の価格競争だけに没頭し、技術や心をこめることを忘れていがちです。
極論を言うと、「売ってお金をもらう時のことまでしか考えないから安く出来る」という見方もあるのです。
また、その逆に、お客様がお店を悪くしていることもあります。
世の中では、「値切らなければ損。安くしてくれて当たり前。何件も見て歩いて相見積もりさせればやすくなる。」という「ものを安く買う」ことがクローズアップされる傾向にあります。確かに使い捨てのような耐久消費財なら、安くてすぐ壊れてもまた買えばいいでしょう。
でも、お墓は安くてすぐ壊れたからと言ってすぐ買い換えできますか?お墓の工事をやり直す場合は、前の石を一度外して基礎からやり直したりするため、その工事費となれば、更地に新規に墓地を作るよりお金がかかってしまうのが現状です。
お墓は値段のことばかり気にすると「安物買いの銭失い」に陥りやすく、その代償は大きなものになってしまいます。
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